
株式会社FACTORY KURAは、布もの服飾小物をメインとした縫製工場です。
晴れの日に身につけるアイテムが主流ですのでコロナの影響で売り上げは大幅に落ち込み、大打撃を受けております。
なんとかしてこの状況を乗り越えなければと頭を悩ませておりました。

そんな折、大阪メトロのブランド創出プロジェクトのものづくりの事業者としてお声がけいただき、何事にもチャレンジ!と、参加を決意!デザイナーpiloco designの廣瀬さんと出会うことができました。
私や創始者(母で、現会長)の縫製で作り出したものへの想いをしっかりと聞いていただき出来上がったのが、持ち主と一緒に変化していくバッグチャーム『charmin goo』チャーミングーです。
charm(チャーム)はお守りという意味もあり、いつもあなたのそばで見守り、一緒におしゃれを楽しもう!!という想いが込められています。

私たちだけではできることも限られています。
今回、このgooちゃんというキャラクターを一緒に育てて、応援してくれる仲間を募集したく、クラウドファンディング『CAMPFIRE』に挑戦し、たくさんの方々の温かいご支援をいただき、見事目標金額を大幅に上回る達成をすることができました。
『charmin goo』はOsaka Metro(大阪市高速電気軌道株式会社)が主催する「Osaka Metroクリエイト(ものづくり共創プロジェクト)」 を通して生まれました。
本プロジェクトは、”ものづくりの街おおさか”を支えてきた企業の強み・独自性を活かして、世界に通用するブランド育成を目指すことを目的に、大阪の企業とデザイナー・マーケター・ブランドマネージャー等が一体となり、新商品開発を行っています。
弊社は蝶ネクタイやピンズといった小さい服飾小物の縫製技術で培った技術を用い、よりお客様の毎日に近い雑貨業界への参入をしたいと考え、本プロジェクトに参画し、デザイナーであるpiloco designの廣瀬さんとのマッチングが成立したのちに、マーケティング・ブランディング等でOsaka Metroの支援を受けながら、『charmin goo』を作り上げました。
※プロジェクト詳細のWEBサイト:https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20201130_brandcreationproject.php

gooちゃんはソーイング工場で働く若いスタッフです。
失敗も多いけど、楽しんで前向きに仕事する姿が認められて、工場の主要メンバーになっていき、ゆくゆくは工場のブランドを任せられるまでに成長していきます。
はなやかではないけれど、等身大の女の子のgooちゃんと、お客様も一緒に成長していける商品になればと思います。
gooちゃんは綾乃社長を、chomiちゃんは先代である会長をイメージしていて、いつもgooちゃんを見守っています。

ボーイフレンドのpartsくんはデザイナーの廣瀬さんをはじめ、FACTORY KURAを支えてくれているサプライヤーさんをイメージしています。
初めてのクラウドファンディングが見事成功したので、今後、衣装やなかまを増やしていきたいと思っています。
